関西のものづくり業界の厳しい現実、新たな価値を築くワカクサ
祖父がかつて縫製の仕事をおこなっており、そこからプラスチックの可能性を見出しました。
1965年に会社を創業し、その後1988年には株式会社ワカクサとして法人化。その後2021年に私が代表取締役に就任させて頂きました。
いま関西地域のものづくり業界は厳しい局面を迎えています。
1つは「ものづくりの開国」という言葉を用いていますが、海外からの安価で高品質なプラスチック成形品の流入により国内競争が激化し、グローバル競争となりました。
もう1つは、次世代を担う人材の不足と廃業の増加です。今後も関西地域から色々なものづくり企業が減少していくとみられています。
ワカクサはいかに環境が厳しくとも、自分たちの「やれること」「やりたいこと」「社会から求められていること」「収益性」、この4つを常に念頭に置き、持続可能な社会に貢献し続け事業展開をおこなっていきます。
人材、社風、設備が強み。
他社にはない強みを保有し「老舗ベンチャー企業」として挑戦
ワカクサでは、社員を最も信頼できるパートナーと考え、「教育」を共に育ちあう「共育」と考えています。
また、新卒採用は単なる「人採り」ではなく「人を育てる」観点を貫き人材育成に注力しています。
積極的な若手採用と共育ちに注力し、従業員みんなで「ワカクサ人」を大切に考動し社風をつくりあげています。
また長い歴史を持つ一方で、他社にはない超大型の射出成形機を導入し、廃棄物を資源にかえる事業化を実現させるなどベンチャースピリットを保ち、新たな取り組みにも果敢に挑戦しています。

プラスチックに生命を吹込み、感謝と愛をもって三方よしを追求する会社
私たちは関わるひと達に「ワカクサという会社が存在してよかった」と思って頂けるような組織を築いていきます。
将来の10年にわたって、ワカクサ独自の強みと社会的な課題を結びつけながら事業展開を進めて参ります。
プラスチックに生命を吹込み、環境への配慮を念頭に置いた誇りある仕事を続けることで、顧客や地域に対して喜ばれる存在でありたいと願っています。